ジンベイザメと泳ぐ!

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これは、この五月に私がセブ島に行った際に撮った水中写真です。野性のジンベイザメです。

ジンベイザメ、英語でwhale sharkと呼ばれるサメは、魚類最大と言われます。その大きな体と美しい斑点模様で水族館の人気者になったりしていますが、そのジンベイザメと一緒に泳ぐことが出来る場所が世界でただひとつあることをご存知でしょうか。

「サメと泳ぐだって?!とんでもない!(恐)」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、安心してください。このサメは、オキアミや小魚などを食糧にしているとてもおとなしいサメなのです。

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こうして拡大してみると、まるでおたまじゃくしのように見えませんか?(わたしだけ?!)

これはジンベイザメが餌を食べるために口を開けて吸い込んでいるところです。海水と共に、オキアミやシラスなどを吸い込み、エラから水だけを排出します。

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エラがみえますでしょうか?他のサメもこんな感じで胴部の両脇にありますよね。これらをオープン、クローズを繰り返して、ヒラヒラ動いているのをみましたが、けなげに生きているのね~というベタな感想を持ちました。

説明が遅くなりましたが、フィリピンのセブ島には、世界で唯一、野生のジンベイザメと一緒に泳げる場所があるのです。セブ市から海岸線沿いにバスで南に下ること約4時間の、オスロブという小さな漁村です。

なぜこの漁村でジンベイザメと泳げるのか。それは、漁師さんたちが魚網をジンベイザメにやぶられて苦労していたことから、どうすればお互いが共存できるのかを考えた挙句のことだったそうです。

毎朝9時ごろから、漁師さんたちが湾の決まった場所で餌付けをして、その結果、ジンベイザメが漁場を荒らすことなく、魚網を破ることもなくなったとのこと、さらに、ジンベイザメが集まってくるということが世界中に広く知れ渡り、いまでは観光資源にもなっているのです。

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